
生徒の部屋
Student Room
演劇
2025.09.15
部活動
演劇
NEW
2025年 演劇部雄飛祭公演 御礼
雄飛祭が無事終了いたしました。多数の方にお越し戴き、ありがとうございました。
演劇部の公演には、のべ240名余りの方に観覧いただけました。
あたたかいメッセージを沢山いただき、部員一同、感謝しております。この感激を、来年の公演に繋げてまいります。本当にありがとうございました。
2025.09.11
部活動
演劇
NEW
2025演劇部雄飛祭公演メイキング⑤
雄飛祭が2日後に迫りました。
演劇部も、本番を控えて通し稽古の毎日です。
公演前最後のコメントは、部長と、脚本・チーフ演出からお送りします。
部長より
「今年は、新入部員が一気に十人増えたり、夏休みの練習時間が熱中症予防のため以前よりとれなかったりと、不安なことが多々ありました。でも、部員たちが、短時間で集中して動いてくれて、練習密度が濃くなりました。例年にくらべて劣った出来ではないと自信をもって言えます。
中一たちも、長い練習期間のなか、上級生と一緒にやっていく意識付けをしっかり持ってくれました。スタッフもキャストも舞台にこめた思いが濃いので、お客様に楽しんでいただけたら嬉しいです。」
脚本・チーフ演出より
「脚本のスタートは、高1の平和学習がきっかけで、戦争をテーマにしたいという思いでした。戦争を正面から描くには知識も力量も足りませんが、多くの資料を読むうちに、歴史の中の周辺的な存在、たとえば、爆撃下にいた普通の市民や子どもが抱えていた複雑な思いに目が向き、そこを描いてみたいと思うようになりました。この話は『子ども基地』の中で話が進みますが、どの子にも、脚本のセリフには出てこない裏設定があります。子供たちのやりとりの中で、戦争をどう受けとめていたかが伝われば幸いです。
チーフ演出としては、部員みんなが、台本の読み方・演技や操作の修正の仕方・仕事との向き合い方、どれも成長しているのを全体を通して感じられて嬉しいです。これをぜひ、お客様に見ていただきたいです。」
演劇部雄飛祭公演「はなたば」、13・14日とも、開場13:10、開演13:20です。小講堂でお待ちしています。
2025.08.27
部活動
演劇
NEW

2025 演劇部雄飛祭公演 メイキング②
演劇部雄飛祭公演のメイキング第二回です。9月14・15日の本番まで、活動の様子を随時お知らせしていきます。
本日は、第一回ゲネプロ。衣装・メイクをつけ、本番どおりの練習です。例年、初キャストの部員がメイクする際、ブラシを動かす手がたどたどしかったのですが、今年は、中1のなかでもメイク用語が普通に飛びかい、メイクの低年齢化を実感しています…。
さて、通し稽古は何度してきたものの、本番どおりとなると勝手が違うようで、演出担当の上級生からは、細かいダメ出しが多数。練度を上げるための工夫・練習は、まだまだ続きそうです。
さて、今夏、小講堂の音響機器が新しく入れ換えられ、スタッフの喜びはひとしおです。
それでは音響・照明スタッフたちの声を紹介します。
【音響】
「音響は3回目で慣れてきました。今回、サイレンや爆撃音など効果音がたくさんあって、タイミングや音量あわせが大変です。でもこの夏、機器が新しくなって、音質が良く機能も上がったので、やりがいがあります。」(中3)
「音響ではCDやPC操作を担当しています。舞台を作るのに、音響が大きな役割をはたすことが分かってきました。効果音を、キャストさんのタイミングに合わせるのを頑張っています。」(中1)
「音響のCD操作担当です。音量のフェイドイン、カットアウトなどの操作が大変です。誰からも指示なしで、自分の操作が効果音に直結するという責任やプレッシャーに、負けないよう頑張ります」(中1)
「音響のPC操作や音量調整を担当しています。音を間違えると、舞台が台無しになる怖さが身にしみてきました。今は、本番に焦らないよう、練習しています」(中1)
【照明】
「照明は3回目で、初めてチーフになりました。指示内容を明確にして、下級生に、より良くなるような声かけを心がけています」(中2)
「照明は初めてで緊張していますが、中2なので、しっかりしていたいです。派手な演出がたくさんあって、照明と音響が深く繋がっているところが多いので、連携のため、たくさん練習をしています。」(中2)
「照明のフットライト操作を担当しています。キャストのセリフにぴたりと合わせるのが大変です。でも、苦手なフェイドインが、舞台照明とあうと、とても嬉しいです。タイミングあわせの練習を頑張ります」(中1)
「主に舞台上の照明を担当しています。フェイドイン、アウトをフットライトと合わせるのが大変です。」(中1)
メンバーの大半が中1というなか、上級生の巧みな叱咤と励ましで、良いメンバーシップが立ち上がっています。演出からは「音と照明は、ミスがなくて当たり前だから!」とハードルを上げられていますが、それを超えるべく今後も練習が続きます。
2025.08.22
部活動
演劇
NEW
演劇部は、今年度の雄飛祭で生徒によるオリジナル脚本「はなたば」を上演します。
物語の舞台は、近未来日本の、ある山間部の町です。山の中には子供たちだけの「基地」があり、そこへ外国から逃亡してきた一人の少女が迷いこむところから始まります。脚本&演出チーフからのコメントです。
「この物語は、戦争を背景にしています。昨年、平和学習を受けて戦争について多くの資料を多く読む機会があり、戦争をテーマにとりあげたいと考えました。一方で、現実にあった戦争を脚本として書くには、自分の知識はいくら学んでも圧倒的に足りず、経験された方々の気持ちはいくら想像しても限界がある、と感じてあえて近未来のフィクションとして描くことにししました。
脚本を書く際に力を入れたのは設定や背景です。登場人物一人一人の過去設定や、どんな国家のどのような戦争なのかという世界観をずいぶん考えました。実際の台本には出てこないことも多いのですが、考える過程はとても楽しく、演出する今、生かせていると思います。
演出は何度か経験しましたが、今回チーフとして特に心がけているのは、全体の進行と作品の成果を最優先して考えることです。自分自身キャストやスタッフの経験が長いので、部員それぞれが今悩んでいることがよく見えるのですが、そこからあえて距離を置き、『全体的な結果を良くするために、今、必要な指示は何か』だけを考え、実行するようにしています。厳しい役目だと痛感しています。
でも、自分で書いたときは意図していなかった『場面や心情の繋がり』が、キャスト・スタッフによって生み出されたのを眼にしたときはとても嬉しく、大きなやりがいを感じています。今の時点では、作品の完成度はまだまだと感じているので、これからあと3週間強、皆といっしょに精一杯頑張りたいと思います。」(高2)
2025.04.12
部活動
演劇

2025演劇部春公演 御礼
今年度の演劇部春公演「アキレアとノア」がぶじ終了しました。
83名の方に来場いただきました。
あたたかい拍手と感想に、部員たちは今後に向けてモチベーションを一層高めたようです。
次は文化祭公演のご来場をお待ちしております。
2025.04.11
部活動
演劇
2025年度演劇部春公演メイキング⑥
春公演本番が迫りました。最後に、部長のコメントです。
「演劇部は6年め、でも中2までコロナ禍で通常公演ができず、普通の公演は少ししか経験できませんでした。それでも部長や脚本を担当し、自分が役割に見合わないまま走ってきた気がします。最後までやれたのは周りの助けがあったからです。おかげで、人前に立ってまとめる勇気や自信がつきました。
集大成となる今回、中1から全員が真剣で、自主練も演出への質問もどんどんしているのを見て、成長を感じると同時に、自分自身が下級生に支えられているとも感じています。これまで部員にも観客にも演劇を好きになってもらいたいと思ってやってきました。観客の方に『演劇は面白い』と感じていただけたら本望です」
「アキレアとノア」は、魔法・瘴気・英雄…秀英演劇部ではあまり扱ったことがない素材の話で、当初は上演しきれるのか危惧されました。実際、背景をはじめ観客の方の「心の眼」に頼るところは多分にあります。でも練習開始から4ヶ月、「大切に想う誰かのために頑張る」「今いる場で精一杯生きようとする」点で、今までと同じ等身大の物語だと感じられてきました。それは部長のコメントにあるように、キャスト・スタッフの奮闘ぶりを目にしてきたからで、客席にもこれが伝わることを心より願っております。
公演は4月12日(土)13:20開場、13:30開演の予定です。ご観覧いただけるのは、生徒・保護者・部員関係者のみですが、部員一同、皆様のお越しをお待ちしています。
2025.04.08
部活動
演劇

2025年演劇部春公演メイキング⑤
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。演劇部春公演は、新入生の皆さんを歓迎するもの。ふるってご観劇ください。さて、キャスト紹介第二弾です。
主人公たちが異世界に転生して早々に出会ったのは、瘴気で被災した少女ソフィーでした。その後、魔法士見習いのリーチェやジャック、王宮図書館司書エマが、主人公たちを手助けし魔法に導きます。そのかげで、魔法士クレアの妹ステラは、ちょっぴり寂しい思いを味わっています。
2025.04.07
部活動
演劇

2025春公演メイキング④
始業式、入学式を迎え、新年度が始動しました。演劇部は、最終ゲネプロを終え、練習に一層熱が入っています。今回はキャストの声をご紹介します。
この物語は、ごく普通の高校生アキラと双子のノアが、いきなり異世界のルミア王国に召喚され、英雄として迎えられるところから始まります。ルミアは謎の瘴気が発生しており、国王ゼアルが、魔法士クレアに命じて二人を召喚したのでした。二人は、騎士団長ザキに護衛されつつ、この世界になじんでいきます。
2025.04.01
部活動
演劇

2025演劇部春公演メイキング③
今日から新年度の始まりです。演劇部では春公演の第一回ゲネプロを終えました。
異世界ファンタジーということで、衣装や小道具作りには、いつもと違う苦心があります。
2025.03.28
部活動
演劇

2025年演劇部春公演メイキング②
春休みも半ば、演劇部では、春公演の通し稽古に入ったところです。初めからノンストップで通すと、練習不足の箇所があらわになり、演出からのダメ出しがより細かく厳しくなっています。
今回は、演出陣のコメントをご紹介します。演出担当はチーフの他に3人いて、場面ごとに分かれてキャストに付き、アドバイスします。右下のように、高校生が後輩の中学生から演出されることも、ごく普通にあります。