生徒の自己実現を支える教育
昭和学院秀英は「骨太な進学校」として、生徒の自己実現を支えていく「質の高い学び」を実践していきます。
校長挨拶
昭和学院秀英中学校・高等学校
校長 田中 尚子
1 生徒の自己実現を支える教育
本校のスクール・ミッションは生徒の自己実現を支える教育です。「自律した自己」「他者の尊重」の意識と「学力・教養」を身につけさせ、生徒自らが「学び」の面白さを知り、そこから自己実現に向けてのエネルギーを駆動させ、将来の自己実現へと開花させることを目指しています。
2 骨太な進学校として
現代は、今までの経験則に頼ることのできない時代だと言えます。
本校は1983年に開校し、「明朗謙虚」「勤勉向上」の校訓のもと、建学以来「質の高い授業」「きめ細やかな進路指導」「豊かな心の育成」という3つを柱として教育活動を進めてきました。その蓄積の上に、さらに本校は「骨太な進学校」として、次世代をリードする人材の育成という教育の使命を果たしていきたいと考えます。
時代の不確実性が高まる中、自分らしく生きるために最も必要とされるものは、「自律した自己」と変化に対応できる「学力・教養」であると考えます。そこで本校は「骨太な進学校」という新たな指針を掲げ、生徒の将来を支える資質となる「自律した自己」と確かな「学力・教養」の育成を目指します。
「骨太な進学校」という言葉の中に、大学進学を一つの通過点と考え、さらにその先を見据え、生徒が未来を自分らしく生きていくための「核」となるものを育てる学校へと進化していくメッセージが込められています。
3 「自律した自己」と「学力・教養」を持つ人間づくりへ
自ら答えを考え出していく意欲と能力を養う、それが本校の目指す人間作りです。日々の学校生活、授業、学校行事はもちろんのこと、海外研修などを含めたグローバル教育や学校外のコンテストやプログラムへの参加など、生徒に多くの経験をさせ、それが「学び」に向かう意欲となり、自律した姿勢へと発展するような教育を本校は実践しています。
本校では、文化講演会や芸術鑑賞教室、歌舞伎鑑賞教室、能楽鑑賞教室など芸術や学術に触れるプログラムも多彩です。また、高校3年生の文系は全員数学を履修します。もちろん、文系と理系の難易度は違いますが、これからの社会で数学的素養は必要です。これは一例ですが、このように高い目標を達成できる学力とともに将来に役立つ教養の涵養ということも教育の役割と考えています。
昭和学院秀英中学校・高等学校は、創立以来の「人間づくり」の精神を受け継ぎつつ、「骨太な進学校」として、生徒の自己実現を支えていく「質の高い学び」を実践していきます。
「なりたい自分」を生き生きと描き、自律した人間としてそれに向かって進んでいくエネルギーを本校で身につけ、大きく飛躍していってほしいと思っています。