知・徳・体の調和が「夢」を実現するための確かな自己を形成
昭和学院秀英の教育は、自己形成の基盤作りのために教師と生徒の間にある確かな信頼関係を大切にしています。
理事長挨拶
学校法人 昭和学院
理事長 山本 徹
初秋の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、日頃からの昭和学院秀英中学校高等学校へのご支援に対し、心から厚く御礼申し上げます。
さて、このたび、8月末日をもちまして石坂康倫校長が退任いたしました。なお、校長の業務につきましては、昭和学院秀英高等学校の副校長でありました田中尚子が校長代行として行っていきます。
これまでと同様、秀英中学校高等学校の職員一同、秀英の教育向上のために努力いたしてまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
自己実現にむかって
昭和学院秀英中学校・高等学校
校長代行 田中 尚子
9月より昭和学院秀英中学校・高等学校校長代行に就任しその任にあたることとなりました。
微力ではありますが、伝統を受け継ぎながら、なお一層の本校教育の充実発展に努める所存でございますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
さて、昭和学院秀英中学校・高等学校は本年創立40周年を迎えます。この間、多くの方々からご支援を賜り、発展することができましたことを心より感謝申し上げます。そして、秀英は現在、この40年間で培ってきた伝統の上にさらなる飛躍を遂げようと、職員一同、熱意をもって日々の教育活動に取り組んでおります。
この40年、社会は想像を越えたスピードで変化し前進してきました。同時に、社会の不確実性というものも高まったと言えます。しかし、どのように社会が変化しても教育の果たすべき二つの役割は変わらないと考えます。一つは人として社会で尊敬される人間を育てること、もう一つは、「なりたい自分になる」、つまり生徒に夢を持たせ、それを実現できる力をつけること、この二つは教育の担うべき使命だと考えます。
本校の教育は「生徒の自己実現を支える教育」と言えます。
秀英は、生徒の人間性の育成と次世代を担う能力の育成を教育の根幹に据え、「知識の蓄積とともに向上心を喚起するような授業や諸活動」、「きめ細やかな進路指導」、「豊かな心の育成」を実践目標とし、生徒が自己実現に向けて自ら飛躍していけるように日々努力しております。その成果は大学進学実績の向上にも表れています。
今後もグローバル化への対応や理系人材の育成など、生徒が幅広い選択肢から自分の未来像を描けるような環境作りを目指していきます。秀英という学び舎で、仲間や教師と豊かな時間を共有し、将来を担う人間としての資質を身につけ、自己実現にむけて挑戦していってほしいと願っています。