先日、秀英に教育実習生の方々が来てくださっていました。そこで私たちは、私たちの所属するクラスのホームルームや、高2の世界史で数回授業を担当してくださっていた実習生(以下、「先生」と呼びます)に何点かのインタビューを行いました。
先生は教育実習の期間、私たちの学級担任(地理歴史科、以下「担任」と呼びます)の世界史の授業に深く感銘を受けたそうです。以下、そのインタビュー内容をご紹介いたします。
1つ目は授業観の変化についてです。先生は以前、授業とは担当教科を詳しくわかりやすく説明するものだと考えていたそうです。しかし、私たちの担任や他の先生方の授業を見学する中で、いかにその科目を生徒が「面白い、楽しい」と感じ、主体的に勉強するように導くかが授業において重要である、と考えるように変化したそうです。担任の授業は生徒が「世界史は楽しい」と感じられるような授業であり、とても尊敬しているとのことです。
また生活面においても、生徒と関わり合う教師という職業の素晴らしさや、日々働いてくださっている先生方の凄さなどを再度実感されたそうです。
2つ目ははじめての授業の時に思っていたことについてです。先生は、初授業の際、『皆お願いだから寝ないでほしい』と祈っていたそうです。また、何か知識や話すことが抜けたらどうしよう、後ろで見守ってくださっていた担任はどう思っているのか、などの不安も抱えていらっしゃったそうです。ですが、授業を受けた私達はとても分かりやすくていい授業だと感じていました。
日頃私たちを導いてくださる「先生」という職業について考える良い機会になりました。インタビューにご協力くださった先生、ありがとうございました!