2025年7月11日
秀英アカデミア企画の保健医療講座を開催しました。
講師には、国際医療NGOジャパンハート理事長の吉岡春菜先生を本校にお招きし、中学1年から高校3年の希望生徒と保健委員会生徒を合わせた55名が参加しました。
ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に国内外で活動されている日本発祥の国際医療NGOです。
小児科医である吉岡先生からは、現地の写真や映像とともにミャンマー・ラオス・カンボジアにおける海外での支援活動の実情をお話しいただきました。我々が現在、日本で受けられている恵まれた医療体制と比べてとても想像できないような環境であっても、医療を必要とする一人ひとりを大切に思い、命は助けられなくても心が救われる医療活動や支援を長年継続されていること、また、医療従事者だけが医療を行うのではなく、様々な職種の方がチームになって活動を支えていることなど、現地での活動に携わってこられた吉岡先生のお話に生徒も真剣に聞き入っていました。
また、将来の仕事や職業を目指す上で「手段」と「目的」を考える大切さを講義のなかで気づいた生徒は多いのではないでしょうか。やってみようと思えることがあったら、失敗を恐れずに挑戦してみましょう!
吉岡先生、貴重なお話をいただき大変ありがとうございました。
参加生徒の感想(一部抜粋)
〈中学生〉
・カンボジアやミャンマーなどで現地に医療機器がなくても治療を行ったり、たとえ患者さんの命を救うことができなくても患者さんや家族の心が救われる治療を行っていることに感心した。また、医療を手段として自分の目標や目的を達成させるという考え方に感銘を受けた。「失敗を考えずにとりあえず挑戦してみる」ということを心に留めていろいろなことに挑戦していきたいと思った。海外でボランティア活動もしてみたいと思った。
・日本では治すことができる病気でも、東南アジアでは技術やお金がなくて治すことが難しいということを知った。戦争があると医療も機能しなくなってしまうから戦争はなくさなければいけないと改めて思った。
・自分はもとから医師になりたいと思っていたがその理由はとても楽観的な考えであった。今回のように病気になった人を救うことだけが医師のしごとではなく貧困者などの苦しい思いをしている人の支えになることも立派な医師としての仕事だとわかった。
〈高校生〉
・医療従事者だけが患者さんを救うのではなく、医療の知識がなくても、高校生にできることはあることがわかって、今自分にできることをしようと思いました。
・日本とは全く異なる状況での医療の現状をよく知ることができました。初めて知ることも多く、人を助ける方法は、「医者になる」だけではないことがよくわかりました。自分にあった方法で、誰かのためになるような仕事につきたいなと思いました。
・医療系を志すうえで、手段である医師を目指すのではなく、その先の目的を持つことが大事と言われ、はっとした。その目的に当たる部分を、もう一度自分の中で探してみようと思った。
〈中学生〉
・カンボジアやミャンマーなどで現地に医療機器がなくても治療を行ったり、たとえ患者さんの命を救うことができなくても患者さんや家族の心が救われる治療を行っていることに感心した。また、医療を手段として自分の目標や目的を達成させるという考え方に感銘を受けた。「失敗を考えずにとりあえず挑戦してみる」ということを心に留めていろいろなことに挑戦していきたいと思った。海外でボランティア活動もしてみたいと思った。
・日本では治すことができる病気でも、東南アジアでは技術やお金がなくて治すことが難しいということを知った。戦争があると医療も機能しなくなってしまうから戦争はなくさなければいけないと改めて思った。
・自分はもとから医師になりたいと思っていたがその理由はとても楽観的な考えであった。今回のように病気になった人を救うことだけが医師のしごとではなく貧困者などの苦しい思いをしている人の支えになることも立派な医師としての仕事だとわかった。
〈高校生〉
・医療従事者だけが患者さんを救うのではなく、医療の知識がなくても、高校生にできることはあることがわかって、今自分にできることをしようと思いました。
・日本とは全く異なる状況での医療の現状をよく知ることができました。初めて知ることも多く、人を助ける方法は、「医者になる」だけではないことがよくわかりました。自分にあった方法で、誰かのためになるような仕事につきたいなと思いました。
・医療系を志すうえで、手段である医師を目指すのではなく、その先の目的を持つことが大事と言われ、はっとした。その目的に当たる部分を、もう一度自分の中で探してみようと思った。

