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大学の環境を活かして研究できる千葉大学ASCENTProgram千葉大学ASCENTProgramは、世界をリードするグローバル理系教育人材の養成を目的に千葉大学が高校生を募って行っているプロジェクトです。科学技術の基礎力に加えデータサイエンスの素養を身につけ、大学の環境を生かして研究を行うことができます。プロジェクトに参加した高校生の事例をご紹介します。興味関心の醸成から価値を共有する発表まで「科学の学び」に誘う探究活動科学の探究活動は、日々の学習と表裏一体で、より深く学ぶことに意義があります。具体的には、生徒が選んだ未知のテーマについて、計画的に実験や観察・調査を行い、得られた結果に対して考察し結論を導き、全過程に対して計画や結論の妥当性を検証し、批判的な聞き手に対して発表し価値を共有します。この一連の場面学習により、「科学の学び」に誘う探究活動の事例をご紹介します。高校の授業にとどまらない研究ができることに興味を持ち応募しました。このプログラムは始めに、様々な学部や分野の教授による研究紹介の授業があり、授業後にコースを選択できます。私は「ソーシャルデザインコース」の内容が面白いと思い、選びました。中学生・高校生を対象に、科学技術・理科・数学など複数分野の競技を通じて競い合い、活躍する場として毎年開催されています。生徒たちの科学への関心を高め、科学に関する知見を深めるきっかけとなっています。私は、もっと海を見渡せる景観のよい幕張の街づくりができないかと考えていたので、これを研究テーマにしました。関連する論文を読み、研究し、レポートを作成しました。その過程で、景観研究を専門にする大学の先生から的確なアドバイスをいただきました。中学校の長期休業期間に探究講座を実施。生徒たちは「科学の甲子園ジュニア」で出題されるような課題に試行錯誤しながら取り組みます。また与えられた課題に対し、チームごとにスライドで発表する活動も行っています。千葉大学でのレポート発表は留学生を前にすべて英語で行いました。私の研究は「幕張という地域探究の目線がよい」と評価していただきました。このプログラムを通じて、研究の難しさ、奥の深さを同時に知り、大学進学後も、課題追究をしていきたいと思います。毎年11月に「科学の甲子園」千葉県大会が開催され、高校1・2年生から選抜されたメンバーで筆記試験と実技競技に挑戦しています。また、中学1・2年生が対象の「科学の甲子園ジュニア」は8月に開催されます。①参加した経緯①「科学の甲子園」②研究テーマと研究プロセス②探究講座で課題に取り組む③英語でレポート発表③「科学の甲子園」県大会に出場13