自然探索同好会

自然探索同好会 夏合宿その1

2018/8/6

今年の夏合宿は、自然探索同好会初めての夏合宿の場でもある長野県・霧ヶ峰です。

8月1日、電車・バスを乗り継いで到着すると、初代部長・秀英OGの内山さんが迎えてくれました。

内山さんは今回の合宿を通してガイドをしてくださいます。

霧ヶ峰・八島湿原の入口。活動開始前に内山さんからレクチャーを受けます。
「七島八島」と呼ばれる多くの島が見えます。
木道を進みます。花や景色に見とれて落ちないように!

霧ヶ峰といえばニッコウキスゲが有名ですが、もう花の時期は終わっています。

一方で、夏の花は今がまさに盛りです。貴重な植物をすぐ間近に見ることができました。

まずは、みんなで水辺のモウセンゴケに盛り上がりつつ進みます。

絶滅危惧種のアサマフウロ。濃いピンクの花と切れ込みの深い葉が特徴的です。
ヤナギランの群生。花は今が最盛期です。

内山さんによると、花芽を食べてしまう鹿を防ぐ対策が進んだため、湿原の花の種類や数が増えてきたということです。

湿原は鹿が入らないよう、柵で厳重に囲われています。

湿原を囲む鹿よけ柵の出入口です。通った後は扉をしっかり閉めます。
柵の外は「鹿の世界」(談・内山さん)です。植生が明らかに違います。

湿原を出たところで、内山さんから霧ヶ峰高原・八島湿原の成り立ちについての説明を受けました。

自然のままなら森林になるはずの場所が、牛や馬を飼うために人が草刈りを繰り返した結果、このような高原になったということです。ということは、牛や馬があまり必要でなくなってくると、草刈りもなくなります。そこで、現在では高原のあちこちにこんもりと木が茂り始めているのでした。

八島湿原もまただんだんと乾燥し、やがてはなくなってしまうはず、という話も聞きました。

「自然」はいろいろな条件の中でいつも変化していくことを身近に感じることができた合宿初日の活動でした。

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