中学2年

中2 ようこそ先輩!

2021/2/22

2月19日、中2では卒業生講演会を行いました。

2002年に秀英高校を卒業、現在は株式会社ユニクロで活躍されている鈴木大樹氏が、ご自分の経験を通して「働く」ことや「商品開発」についての講演をしてくださいました。感染予防のため、オンラインでの実施です。

講演の前半は、鈴木さんのこれまでや、現在のお仕事である商品開発についてのお話をしていただきました。対話を織り交ぜた巧みなプレゼンテーションに、いつのまにかただ聞いているのではなく、自分も話に参加している、という気持ちになり、引き込まれてしまいます。

お話の後は、モニター越しでの質疑応答です。カメラの前に出て直接鈴木さんとやりとりしますが、中には「シャイなので…」と、担任に伝言を頼む生徒も。

「商品開発をする上で一番気にしていることは何ですか?」という質問には、「やはり、お客さまが何を求めているのか、何を欲しいと思っているのかということですね」とのお返事が。これは後半のテーマにもつながっていきます。

後半は、鈴木さんからの課題「みんなが欲しい商品を企画してみよう!」に取り組みました。

まず、一人一人が「こんなものがほしい」「こんなものがあったらいいな」と思うものを考え、ワークシートに商品名やイメージとともに説明を書き込んでいきます。

モニターの鈴木さんからアドバイスも。

それぞれ、思い思いにアイディアを出していきました。

実現できるかどうかはまだ考えない!
形にするために試行錯誤。
商品名を考えるのって難しい…。

イメージが固まってきたら、グループで発表しあい、意見を交換します。

一番いいと思ったアイディアを今度は全員でブラッシュアップ。

 

 

最後に、各クラスで選ばれた1グループが商品のアイディアを発表し、鈴木さんの講評をいただきます。

ボードにアイディアを書き、カメラに写しながら発表します。
発表はそのままモニターで全クラスに。

鈴木さんの講評はとてもポジティブで、説得力がありました。発表したグループの生徒も、それを聞いていた生徒も、納得しながらさらに視野を広げることができたようです。短いけれど、とても楽しく充実した時間でした。

講演会の前に、「働く」ことについてどんなイメージをもっているか、「商品開発」ってどんなことをしていると思うか、それぞれの生徒が考えていることを書いて鈴木さんに送っていました。そこでは「責任が重そうで恐い」「よくわからない」という意見も見られました。

が、講演会を経た感想では、働くってやりがいがある、楽しそう、大変かもしれないけれどがんばってみたい気持ちになったという声がとても多く、考えが変わった、という生徒が目立ちました。

まもなく中学校最終学年となります。鈴木さんのような素敵な大人をめざして、毎日を大事にしていきましょう。

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