2024演劇部雄飛祭メイキング⑤
演劇部雄飛祭公演「ダイアリー」は、本番まで残り4日となりました。最終ゲネプロを終え、キャスト、スタッフとも、モチベーションが一層高まって「こうした方が、もっといい」という提案が、連日ビュンビュンと飛び交っています。 最後のキャスト紹介をお送りします。
主人公は、幼い頃に母親「さくら」を失いますが、タイムスリップによって、高校時代の母親に会います。
さくら(高校生)
「高校生のさくらは、しっかりした女の子です。小説家になりたいという夢がすでにあって、単なる夢に終わらせず実際に進み始めています。 自分とは大きく違い、また演じたことがないタイプなので、演じる楽しさと大変さが両方あります。いきなりタイムスリップしてきた娘に、親近感を持つまでの変化が自然に見えるよう、また親友の真由や幼なじみの圭一と一緒にいるときとの空気感の違いが出るよう、工夫しています。」(中3)
さくらの傍にいつもいるのが、親友「真由」と幼なじみ「圭一」です。 娘の「千里」も、タイムスリップ時に友人たちを引き連れてくるので、グループが対立するかたちになります。
真由
「真由は明るく活発な女子高生です。元気なところは自分と通じると感じるので、やっていて楽しいです。圭一をいじる場があるのですが、その場は見る方もホッとできるところだと思うので、かけあいのテンポを大切にするよう、がんばっています。」(中2)
圭一
「さくらの幼なじみで、今は単なるクラスメイトですが、うっすら意識しているという設定で演じています。普段はふけて見られがちなので、高校生らしさを出すのに、逆に苦労しています(笑)。」(高2)
最後は、母親「さくら」の三十代。同い年どうしで親娘を演じるのは、演劇部あるあるとはいえ大変です。声を響かせる位置を変えるという難しいチャレンジにとりくんでいました。
さくら
「この役だけ三十代、他キャストよりはるかに年上なので苦労しました。『自分に子供がいたら』『親はどんな思いで自分を見ているのか』など、必死に想像して生み出した母バージョンのさくらです。あたたかく見ていただければ幸いです。」(高1)
14・15日とも開演13:30です。小講堂でお待ちしています。