演劇

2023雄飛祭公演メイキング③

2023/9/1

 2学期が始まりました。

夏休み最後の通し稽古では、演出チーフから「お芝居として『血が通って』きた感じ。でも、まだ30%くらい。もっと細部を磨いて、繋がりを出していこう」と厳しい言葉。日曜には最終ゲネプロを行います。どこまで磨いていけるか、本番でご覧下さいませ。

 さて、今回は演出チームのコメントです。演出の指摘は、たとえ後輩によるものであっても尊重されます。この上下の壁の無さは演劇部伝統の気風と言えます。

 

 

左は第1回ゲネプロ時。演出が左右から、動きや表情を見守ります。

 

「キャストが続いた後、初めて演出を担当しました。ダメ出しするにあたって『そうは言っても、なかなかできないよな』とキャスト側の気持ちが分かり、『でもこうしてほしい』という演出側の意図も分かるので、とにかく話し合いながら動きをつけていくことに力を入れました」(中3)

「私も初めての演出担当です。全キャストと関わって全体を見られるのが、とても楽しいですが、自分の演出意図を伝えるのがこんなに難しいとは思いませんでした。たとえを使ったり、自分で動いてみせるなど、分かりやすく伝えることをがんばっています」(高1)

「チーフ演出を務めるのは初めてで、当初は緊張感や不安がありましたが、下級生やキャストと話し合ううちに不安が払拭されました。力を入れているのは、細かい演技を自然なものにすることです。観客の方に伝わるのが大前提ですが、いかにも『作った』芝居くささでなく、キャラが生きている感じを出したいです。本番直前まで磨き続けていきます!」(高2)

Return to Top ▲Return to Top ▲