演劇

　演劇部雄飛祭公演「涼風リピート」のキャスト紹介２回目です。　

　アイドル春風凛の話と、魔法使いリゼが経営する魔法店、一見無関係な二つの話が、どこで結びつくのか？

　魔法店の話に、幾つも伏線がありますが、こちら側を演じるのは全員50分一本の舞台が初体験。演出が手厳しくする指摘を、なんとか消化しようと頑張っています。次が、魔法店に出てくるキャストたち。

　中央のリゼは、少女の姿をした年齢不詳の魔法使い。なぜか一人称は「僕」です。　

「リゼは、魔法使いとして大人ぶっていますが、実は登場人物の中で一番子供っぽいと感じています。中身が幼いからこそ、叫んでしまうシーンが幾つかありますが、普段の自分はまず叫んだりしないので、難しかったです。逆に日常会話がセリフっぽくなってしまい、自然に、普通に聞こえるように話すところで苦労しました。初キャストですが、精一杯務めたたいと思います。」

　左のカナタは店の常連客。右に立つミトは、リゼに対して謎の言動を繰り返す正体不明の男です。

「カナタは、声量、滑舌、動き、全部初めてで難しかったです！でも、後半でとても大事なセリフを言うので、頑張ります。」

「ミトはリゼに対して、いつも冷たい態度をとるのですが、その裏には実はリゼを心配し、気遣う気持ちがあります。その二面性を伝えたいです。」

　リゼの左にいるハルキは、リゼの夢の中に現れる少女。こちらも謎めいたことばかり言います。

「出てくるたびに嫌みっぽいことばかり言うので、一見悪役ぽいのですが、実は切ない存在だと思っています。二重の存在だということを伝えきれたら嬉しいです。」

10日・11日とも12:15開場、12:30開演です。保護者の方のみではありますが、ご来場をお待ちしております。