Shuei通信

中2出張授業 道徳「命の大切さを学ぶ」

2018/5/9

  千葉西警察署様のご紹介で、原島あゆみさんを講師としてお迎えし、表題の講演を聴く機会を得ました。

原島さんは配偶者を交通事故で失って後、臨床心理士の資格を取得、現在は公益社団法人千葉犯罪被害者支援センターの面接相談員としてお仕事をされています。

 クイズ形式で交通事故にまつわる事柄を生徒に答えてもらう場面では、会場は賑やかな雰囲気になっていましたが、原島さんが23年前に交通事故で突然配偶者を失い、当時どのような状態に陥り、どのように「それから」の人生を歩んできたかのお話になると、全員メモをとる手もとめて、神妙な様子で聴きいっていました。

 交通事故、自然災害など予期せぬ大きな出来事に遭ったとき、人は立ちすくみます。悲しみや絶望、不安で築き上げられてしまった目の前の山はあまりに高くそびえ立ち、急峻で、乗り越えることなど到底できないと、うなだれるばかりです。それでもいつか人生を振り返ったとき、とても乗り越えられそうになかったその山を、人は克服して人生を歩んだのでしょうか。それともいつのまにか迂回して、遠くまで歩んできたことに気付くのでしょうか。原島さんがたどった道を聞くことができました。

 不慮の出来事で被った人のいたみに寄り添う、見守る。なんでもない風にかかわっていく。そして逆に自分がその境遇になったとき、どのように回復をはかっていけばよいのか。「本当のやさしさとか強さとは何だろう」を考える機会になりました。

原島さん、ありがとうございました。

 

 

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