課外講座:保健・医療シリーズ(脳のお話編)
2025/3/29
3月の特別日課期間中、課外講座:保健・医療シリーズ(脳のお話編)を開催しました。
講師には、北里大学 健康科学部医療検査学科の外山竹弥先生に新潟よりご来校いただき、中1から高2の50名以上の希望生徒が参加しました。
『脳』をテーマにした今回の講座ですが、臨床検査技師と臨床工学技士としての業務経験もある外山先生からは様々なエッセンスを盛り込んだ授業が展開されました。
その1:医用生体工学については最新の医療機器の研究や開発を紹介していただき、工学が医学の分野に大いに関わっていることを学ぶことができました。
その2:錯覚を実際に体験しながら、人間の脳の高度な情報処理能力に「ヒトってすごい!」を体感しました。
その3:講座当日は満月でした。地球と月、太陽の位置関係を身近に捉えてみることで、満月も違った景色で観察できます。学ぶことの楽しさのヒントを教えていただきました。
参加生徒の感想を一部紹介します。
・人ってすごい!これからAIは発展していくと思うが、人間にはそれと違ったすばらしさがあると思った。(中学生)
・医療技術の発展は様々なところで言われていますが、機械に真似できない人間の凄さというテーマは初めてだったので興味深かった。(高校生)
・学ぶことで物事を違った側面から見ることができ、違った景色が見られることを学んだ。
(高校生)
北里大学の外山先生、大変興味深い講座をありがとうございました。
令和6年度は、保健・医療シリーズの課外講座を4回開催しました。どの講座にも医療系の進路希望者や自分の教養を深めたい生徒など多くの生徒が参加し、また、生徒保健委員会も運営に携わってくれました。令和7年度も引き続き、興味深いテーマの講座を開催したいと思っています。