中学校編集委員会より
2022/4/8
「明朗謙虚、勤勉向上」 新中学3年生(M.U、I.K)
一年間、秀英の生徒たちは母校の校訓に近しい生活を送ったと言えるだろう。事実、試験期間などには図書館や自習のために開放された教室を利用して勉学に励む秀英生の姿が多く見られた。また、秀英生には明るく優しい性格の人物が多いように思う。助けを求めれば進んで力を貸し、己を過小評価することなくそれでいて周囲に謙虚な姿勢で接している。
先日、前中2で開催されたディベート大会では、クラス予選で戦ったチーム同士で協力し、本戦での優勝を目指して資料や原稿などを共有していた。私のクラスは2チームが本戦に出場し、うち1チームが第3位に入賞した。皆で切磋琢磨した時間は非常に有意義なものであったと考える。
他、文化祭も前回と同じくオンラインでの開催だったが、前回よりクイズ大会や格付けチェック、全校同時ライブ配信など新たな企画が加わり、前回よりさらに楽しむことができた。しかし、「次回こそは例年通りの開催を」と願う生徒や保護者、教師の声が絶えない。特に我々新中学3年生は、入学後一度も通常の文化祭を経験しておらず、料理同好会は代々文化祭で作って来た伝統のカレーの作り方を知る生徒が、全員卒業してしまうのでは、という危機に瀕している。
このように、コロナ禍による制限の中でもそれなりに秀英での生活を楽しんでいるが、さらに多くの活動ができるよう、感染対策など皆で協力していきたい。また、次の5月には京都へ修学旅行へ行く予定もある。これからも、コロナ対策をしつつ秀英での生活を謳歌したいと思った。