秀英便り
第2学期終了
本校も24日に第2学期の終業式を終えました。
今回はまず2学期後半の最も大きな行事である、修学旅行と校外学習について書きたいと思います。
11月9日(土)から11月13日(水)にかけて中学2年生から高校2年生で実施しました。
本校の校外学習は次の目的をもって実施しています。中学1年生・2年生は英語研修、中学3年生は日本の文化・歴史の理解、高校1、2年生は平和学習です。
中学1年生は、入学当初の4月に集団生活の仲間作りという目的で校外学習(日帰り)を実施し、さらに、3学期末にTGG(Tokyo Global Gateway)に英語研修に行きます。
11月に実施するのは中学2年生からです。中学2年生は2泊3日で福島のブリティッシュヒルズに行ってきました。英国さながらの施設での研修によって英語学習への意欲はさらに高まったことでしょう。
中学3年生は奈良・京都に2泊3日の修学旅行に行ってきました。実際に史跡を巡り、現代につながる歴史の重さと文化の価値を実感できる体験になったことでしょう。
高校1年生は日帰りの校外学習で行き先は学年で決めています。ただし、来年度から高校1年では平和学習の一貫として広島に行くことを決めています。そのため、今年の高校1年生は筑波の海軍航空隊跡地と記念館に行ってきました。来年の沖縄修学旅行につなげる意義をもった校外学習が実施されました。
高校2年生は沖縄に3泊4日の修学旅行を実施しました。平和学習とともに沖縄の文化と自然に触れました。現地に行くことで初めて知る「学び」があります。沖縄修学旅行はそれを非常に感じるものです。今年も良い修学旅行ができました。
各学年とも、学校を離れた場所で貴重な学びの体験となったようです。
この2学期も生徒は全国レベルのコンテストにチャレンジしました。10月以降に結果がでたコンテストの成果をいくつか紹介したいと思います。
「化学グランプリ2024」では、関東支部での支部長賞に高校3年生の鈴木朝日さん、支部奨励賞に山本竜誠さんが表彰されました。読書感想文千葉県大会では優秀賞に高校1年の菊地真理子さんが選ばれました。「全国中学校高等学校ライフイズテックレッスンコンテスト夏の部」では、特別賞に高校1年の加藤和詩さん、敢闘賞に高校1年の肖雯芯さんと松本恭生子さん、奨励賞に伊藤颯士さん、臼井寛稀さん、和田紗月さん、内田優さんがそれぞれ選ばれました。「日本情報オリンピック」では敢闘賞を7人が受賞しました。
この他にも受賞は逃しましたが、さまざまなコンテストに中学生、高校生ともにチャレンジしています。また、今年は校内で自由に参加できる探究講座も数多く設定しましたが、それにも多くの生徒が参加し、生徒自身で「面白い」と思う学びとの出会いに向かおうとする姿勢を実感する1年でした。
来年も、より広い世界へ、より高いレベルへ、挑戦していってほしいと願っています。
昭和学院秀英中学校・高等学校
校長 田中尚子