INTERVIEW

「自分らしい生き方」を
かなえている卒業生

~専門的・技術的職業従事者~

好きなことを深め、
好きなことと向かい合うことが、
一番の学び。

株式会社HYTEK 代表取締役
アーティスト/クリエイター
満永 隆哉

2005年4月昭和学院秀英中学校入学、2010年3月昭和学院秀英高等学校卒業。2015年慶應義塾大学経済学部卒業後、国内総合広告代理店勤務。
2020年4月株式会社 HYTEK設立。
(2024年取材当時)

『Forbes JAPAN(2024年6月号)』の“世界を救う希望「NEXT100」”に選出された満永隆哉さん。
エンターテインメントの表舞台と裏方と、マスとストリートとの境界を
溶かすことを使命としている株式会社HYTEK 代表取締役・アーティストです。
「好きなことを突き詰めていれば、結果的に国境を跨ぐこともあるし、
一番身近な人たちを幸せにすることもあるかもしれない」と語る
満永さんにお話を伺いました。(2024年取材当時)

Q1. 秀英を選んだ理由を教えてください。

小学校からバスケ部に所属していたため、勉強も部活もどちらにも打ち込める環境を求めて秀英に入りました。卒業するまで、中学・高校とバスケに没頭し、引退試合まで部活を続け最後は県5位になりました。部活も受験も妥協することなくやりきれた意味では、卒業時も入学当時とイメージは大きく変わらず、やりたかったことをストイックに実現できた環境だったと感じています。

Q2. どのような学校生活を送っていましたか。

当時は海浜幕張駅の前にあったストリートバスケットコートで、部活の前後に入り浸って練習していたり、ドリブルで海までランニングをしていたり、とにかくバスケや部活の仲間と時間を過ごしていました。その時にストリートコートで出会った音楽やストリートカルチャーに影響を受け、今思えばそこでの体験が、自分の人生観を変えたようにも思います。年上の兄さんたちに囲まれボールを使ったトリックや技を教わり、人を驚かせたり楽しませたりする喜びを覚え、何かと人前で表現することを楽しんでいました。
その上で、文化祭や体育祭などの学校行事も、エンターテインメントとして他のクラスがやらないことや、他の部活がやらないようなことを、意識して楽しんでやっていました。

Q3. 将来の進路を考えたのは、いつ頃ですか。

バスケやストリートカルチャーの影響から、それらの文化のルーツであるアメリカや、海外に興味を持つようになっていました。帰国子女でなくても、気づけば高校でも最初は英語ばかり勉強し、強みの英語だけを主軸に文系・理系どちらの大学も受ける、自由な受験をしていました。
その後、慶應大学進学後も海外への思いは消えず、休学してアメリカの地へ。本場のエンターテインメントや、それを社会や都市が受け入れている文化の土壌を目の当たりにし、自分はエンターテインメント領域の仕事に生涯を捧げようと決めました。

Q4. 秀英での学びが、今も役立っていることはありますか。

周りからどれだけ浮いていても、人と違ったことをしていても、どれだけ目立っても、自分が信じているものや好きなものがあったら、やり続けていればそれが一番幸せだし、いずれ周りの目は気にならなくなる。というよりも、続けていれば、気がつくと周りは何も言わなくなってくる。
在籍時と変わっているところもあるかもしれませんが、秀英はいろいろな人がいる学校だと思っています。勉強を頑張る人もいれば、自分のようにバスケで校内外に飛び出す人もいれば、趣味を本気で極める人もいる。そんな人たちが共存できる、受け入れてくれるような環境があったことは、秀英に感謝しています。

ADVICE &
  MESSAGE

世界を目指す後輩へのアドバイス!!

まず、全員が世界進出を目指す必要なんてありません。ただ、遅かれ早かれ何かしらの仕事をする上で、“どの世界”の人たちと関わっていきたいのか、“どの世界”の人たちを幸せにしたいのかが、人生において大切だと思います。この“世界”は国という意味だけではなく、業界や領域かもしれないし、もっと身近な“世界”かもしれません。だからこそ、自分が、何が好きなのか、何に打ち込むと楽しいのかにまず向き合う。
その自分の好きなことを突き詰めていれば、結果的に国境を跨ぐこともあるし、一番身近な人たちを幸せにすることもあるかもしれない。それがたまたま自分にとってはエンターテインメントやストリートカルチャーだっただけで、バスケ・ダンス・音楽・演出など国籍も関係ない領域で、国内外を飛び回りながら楽しく仕事をしています。
もし、近しいことに興味を持っている秀英生がいれば、大人になったらどこかでご一緒できることを楽しみにしています!

これから秀英生になる後輩たちへのメッセージ!!

勉強の好きな教科でも、部活でも、なんでも。数年間で好きなことを探したり、やろうと思ったら打ち込めたりする環境は、実は人生でなかなかありません。何かを消費することはお金や時間があれば将来いくらでもできるけど、熱量を持って「好きなことを深めたり、好きなことと向き合ったりすること」は、なんでもスポンジのように吸収できる学生時代でこそ没頭できることだし、それが一番の学びなのだと思います。(敬称略)