2024演劇部雄飛祭メイキング④
文化祭まであと1週間となりました。演劇部では、週末は最終ゲネプロを実施、最後の詰めに入ります。
今回は、キャスト紹介第一弾です。
舞台では、高1の「千里」が、何度かタイムスリップすることで、故人で作家でもあった母親と出会い直す過程を描きます。タイムスリップは友人の「香織」「裕太」も同行、千里の心に寄り添います。
千里
これまで演じたのが妖精や宇宙人だったのが、今回は自分と同じ高校生というで、初めての等身大の役です。千里は自分と違って、感情を抑えがちな女の子です。「口には出さないけれど、何か思いをためこんでいる」という場が多く、それを観客の方にどう伝えるかが課題です。だから逆に、感情を暴発させる場面はやっていて気持ちがいいです。その分、シャウトが多いので、のどには気をつけたいと思います。また、妹役の百音に対して、私にも妹がいるのですが、私にはあまり無い「お姉さん」感・年上感がきちんと出るようがんばっています。(高1)
香織
今の千里の一番近くにいて、ある意味支える役割です。とても明るいキャラで、香織が出てくると場面のトーンが明るくできるので、そこにやりがいがあります。一方、表情をコロコロ変えて、ずっと精気を保っている必要があるので、気を抜いた瞬間が無いように、気をつけたいです。(中3)
裕太
千里の幼なじみで、頭の良い「デキる男子」です。す。香織たちが行きすぎそうになるところを止める役割なので、つっこみ台詞のキレを良くするのが今のテーマです。男役は「楽しい」の一言です。性別も性格も、「違う自分」味わえて演じるのがとても楽しいです。(中3)
上記の高1トリオに加えて、物語を和ませてくれるのが中学の後輩「咲」「結衣」、そして千里の妹「百音」です。奇しくも中2の初舞台組がそろいました。
咲
この物語のなかで、トップクラスで明るい子です。絵に描いたような「後輩」なので、動きを大きくしたりかわいくしたり、でも場の流れを邪魔しないようにバランスを探っているところです。(中2)
結衣
最初はふつうの後輩ですが、後で千里と意外な関係があると分かります。後半の出番で、ラストにつながる大事な台詞があるので、精一杯演じたいです。(中2)
百音
百音は、とにかくまじめで、母親がいないので家事も自分からやる「良い子」です。心中をあまり言わず飲み込みがちですですが、後半、一気に本音を語るシーンがあり、そこを丁寧に演じたいです。(中2)
9月14日・15日 13:30開演予定です。ご来場をお待ちしています。