2024演劇部雄飛祭公演メイキング③
文化祭まであと2週間、演劇部「ダイアリー」の公演本番まで、カウントダウンが始まりました。先週のゲネプロを受け、場面の通し練習に熱が入っています。照明器具の故障が直り、スタッフのモチベーションも一気に上がっています。
今回は、演出チームのコメントをお送りします。
大きなシーンは演出総がかりで見守り、動きをつけたり、キャストと話し合って感情の入れ方を考えたり…演出を任されるのは、上級生の証でもあります。
「初めて演出をします。キャストだったときは、自分の場面と芝居だけで頭がいっぱいでしたが、今回、場のつながりやテンポを客観的に見る経験をたくさん積みました。部員にアドバイスできる量はまだ少ないのですが、全体を見る目がついてきたと感じています。今後もがんばります。」(中3)
「初めて演出してみて、キャストの時によく言われた、『やりとりのテンポ』『ズムーズな流れ』の大切さがよく分かりました。当初は、相手に意図がうまく伝わらなくて苦労しましたが、簡潔に整理して伝えることを心がけると、スムーズになってきました。これまでキャストだったので、キャストの気持ちがよく分かります。ほめるところ、注意するところに気をつけ、モチベーション維持に努めていきたいです。」(高1)
チーフ演出は、毎回、脚本作成者が担当します。
「脚本家としては、自分の書いた台詞を部員が必死に考え、演技や音響・照明効果として立ち上げてくれて『ありがとう!』の一言なのですが、一方『こう演じてほしい』と思って書いたことが案外伝わらないということも痛感しました。行間の雰囲気や想いを丁寧に伝えるよう心がけています。また、チーフ演出として、全体を把握する責任の重さも感じています。練習する場面の配分や進行、スタッフが仕事を進めやすくするにはどうするか、キャストがダメ出しをどう受けとめているか…、考えることがたくさんありますが、それ以上にやりがいがあります。まだまだ直せるところがあるので、本番まで部員皆と精一杯、舞台を磨いていきます!」(高2)
9月14日・15日 13:30開演予定です。ご来場をお待ちしています。