演劇

2024演劇部春公演メイキング③

2024/4/1

 新年度の始まりです。演劇部では先日第1回ゲネプロを実施しました。衣装と小道具が全部揃った状態で通すのは初めて。

 

左はキャストがメイク準備中。「▽▽役は目尻にシルバーのラメ入れて、肌はマットで」と仕切る高校生、「し…下地って何を使って塗るんですか?」と固まる初心者が入り乱れるのは、ゲネプロ前恒例のやり取りです。右の小道具係たちは寝転んで休憩中、ではなく、作った大鎌がキャストの身長に合うかどうかお試し中のところ。

病院のシーンで使うベッドは、ご家庭から借りた空気ベッド。保護者のご協力には感謝しかありません。右は、演出とスポットが話し合い中。舞台効果改善のためなら、学年に関係なく率直に意見を言えるのが演劇部の気風です。

演技を見守る演出陣たち。演出チームは脚本担当を含め4人。

セリフや動きの指導、音・照明効果のチェック、場面の流れの確認を担います。

演出陣からのコメントを紹介します。

「3学期は他の行事と重なって活動時間も短縮され大変でした。演出の自分がもっとしっかりしなくてはと思うようになりました。当初はちゃんと仕上がるのか不安だったのですが、キャストの皆が如実にうまくなっているのが見えて嬉しかったです。春からは高1として、先輩がしてくれたように皆を引っ張り支えていきたいです。」(高1)

「今回は8人中4人が初舞台です。セリフを読んでも感情が伴っていなかったり、こめる場所がズレていたりすることがあったので、そこをアドバイスすることを頑張りました。些細な違いでグンと良くなるのが見られて、やりがいがありました。」(高1)

「最後の舞台ということもあり、5年間の演劇部生活で培ったものを総て、キャスト陣に注ぎ込みたいという思いで、とりくみました。部員全員の努力が合わさって、皆さんの心に訴えるものになったと感じています。ぜひ、皆さんに観に来ていただければと思います」(高3)

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