演劇部 2024春公演メイキング①
2024/3/29
春休みも半ば、演劇部では連日、春公演に向けて練習中です。毎年、新入生歓迎と、高3引退を兼ねて実施しています。今回は、オリジナル脚本「リグレット・メモリー」を上演いたします。
脚本・演出担当の部員よりコメントです。
「物語は『マッチ売りの少女』、つまり『マッチを一本擦ると一つ夢がかなう、それが本当にいるらしい』という都市伝説から始まります。ある病気で倒れた少年が、本当にマッチ売りの少女に出会い、夢を尋ねられて、それから…と話が展開します。
この台本は、題名通り、登場人物の誰もがリグレット(後悔)を抱えています。過去にせよ今にせよ『ああすればいいのに/よかったのに』という思いで立ちどまっている人物ばかりです。その後悔は、実は大切なものと表裏一体なのですが、それも含めまるごと後悔を切り捨てることで、やっと一歩を踏み出す、そんな姿を描きたくて書きました。
部員たちは、みんな積極的で、演出の指示に従うにおわらず『こう演じたいけど、それはどうしたら伝わるか?』『この気持ちを伝えるには、この言い方や動きでいいのか?』と、自分からどんどんアイディアを出してきてくれます。演出としてはやりがいがあります!」
春公演は4/13(土)13:20開場、13:30開演の予定です。