2023演劇部雄飛祭公演メイキング⑤
演劇部の公演「白は焦がれて」、本番まで一週間を切りました。ゲネプロ後、キャストもスタッフも一層モチベーションが上がったもようで、
朝の自主練にも部員が多数集まっています。
ではキャスト紹介二回目をお送りします。
地球にやってきた異星人シオンが最初に出会う少女が、こがね(左)です。
「こがねは、シオンと逆に、想いを素直に口にできない女の子です。でもシオンと仲良くなりたいと本気で思っているので、それがうまく伝わるように練習中です。また、こがねは、叫ぶシーンが多く、劇中のトーンのメリハリを出すためにも頑張ってシャウトしています。うまく動けたり、注意が減ったり、少しずつ前進しているのを自分でも実感できて、達成感を日々感じています。本番まで、この勢いで頑張ります。」(中2)
こがねには、以前からの親友・茶織(右)がいました。シオンと仲を深めていくとは、茶織とこがねの距離が開くということで…。
「茶織は、親友こがねが新たな友達をつくる寂しさと同時に、親友だからこそシオンとの仲がうまくいくよう見守る、こうした相反する想いがあります。しかも、心情を言葉にするところが無く、間とか表情で伝えるしかありません。でも台本を初めて読んだときから茶織にはとても共感できたので、伝える大変さが、逆に楽しいです。」(中2)
幼なじみコンビ以外に登場する人間が、宇宙人探究に打ち込む大学生たちです。マッドな柳田(中央)、似たタイプの後輩・桐谷(右)、飄々としたお姉さん格の雛乃(左)と、バランスのとれた(?)メンバーです。
「柳田は『マッドサイエンティスト』です。自分の興味関心のためなら、なんでもやってしまう、ぶっとんだところがあります。勢いよく演じるのは自分の性に合っていて、やっていて楽しく、それがそのままお客様に伝わればと願っています。」(高2)
「桐谷は宇宙人が好きな大学生です。元気者ではありますが、柳田と違って、芯はしっかりしている設定です。常にテンションが高い子で、私自身もテンションも高い方ですが、もっと高くして皆様の印象に残るようがんばっています。」(中2)
「雛乃は、全体的に何を考えているのかつかみづらいキャラです。不思議ちゃんキャラは、ぬいぐるみを持って歩くことに現れています。ラスト近くで、芝居のメッセージでもある大事な長ゼリフを語るので、そこがぜひ伝わればと思います」(高2)