演劇

2023演劇部春公演メイキング①

2023/3/27

 新年度がすぐそこまで来ています。演劇部は、春公演「ねがいごと」を4月15日に上演します。春公演で一本ものは、コロナ禍以来、ひさしぶりです。スタッフとキャストの声を、数回に分けてご紹介していきます。

 物語は亡くなった中学生が妖精界に転生するという設定で、妖精界と人間界、現在と回想が複雑に交錯していきます。オリジナル脚本を書いた演出担当からのメッセージです。

「私が中2の今頃にコロナ禍が始まり、今回の春公演が高校最後の公演です。この3年間は何かと制限が多く、いつもどおりの高校生活が送りたかった、その想いがこの脚本につながりました。この舞台で伝えたいのは、人間の奥にある『存分に生きたい、そのためなら何でもする』という渇望です。演出担当としての抱負は セリフ一つ、動き一つそれぞれに含まれる意味を、キャスト一人一人に丁寧に伝えていくことです。見応えのある舞台をつくりたいです」(高2)

演出チームも、代替わりしています。

 

「演劇は1時間以上かかります。この、長くて面倒なものを見に来て下さる観客の方の、貴重な1時間をいただいているので、わざわざ来て良かったと思える舞台をつくりたいです」(高1)

「演出初担当です。裏方でありますが、舞台を観客側の視点に立って生み出せるのが楽しいです。舞台作りの一番下の土台を創っている実感と同時に、演出をしてから、舞台を観る視点が昨年よりずっと広くなった感覚があります。この成果を、ぜひ皆様にお伝えしたいです。」(高1)

 

 

 

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