演劇

　今年度の雄飛祭公演は、保護者の方限定ではありますが、ご来場の観客のかたにお見せできることになりました。上演するのは「涼風リピート」です。物語は、あるアイドルが番組インタビューを受けるところから始まります。それと同時並行で、ある魔法使いが魔法の売店で、さまざまなお客を迎える話が進みます。二つの世界はどう関わるのか。ぜひご覧いただければと思います。

　そこで、これから9月10、11日の本番まで、練習の様子をご紹介していきます。

　まずは、脚本を書き、チーフ演出を担当する部長のコメントから。

　最初の発想は『今見えている世界は、本物なのか？』でした。前回の公演が終始、現実世界で話が進んだので、現実と非現実を往復する構造の話を創ってみたくて、この台本ができあがりました。50分で一本通したお芝居を上演するのは本当に久しぶりで、初舞台のメンバーばかりです。コロナや熱中症対策のために練習が十分とはいえませんが、あと2週間、力を尽くして観客の方に良いものをお見せしたいです」」

コロナ対策で、発声練習「距離を開け、窓の外に向けて」も定着して久しい。ちょっと、ご近所迷惑かも…。

　左は初舞台の中学生に、高校生が二人がかりで動きをつけているところ。右では、やはり初舞台生の中学生に、キャスト経験の長い高２がアドバイスしています。本番に向けて、できる限りブラッシュアップしていきます。