2021演劇部春公演メイキング④
先週末の日曜は、最終ゲネプロでした。ここにきて、演出から厳しい言葉が飛びまくり、キャストもスタッフも、緊張の糸を締め直し。残り5日、まだ練習は続きます。
さて、演劇部春公演 キャスト紹介②です。
物語のキーとなるのは、少年リュウセイ(大人版:琉星)です。三角関係の軸になるので、当初の脚本では、女子部員にどうも不評…。台詞や動きを何度も練り直して、人間味あるキャラに成長しました。
リュウセイ(子供)
初めて舞台に立たせていただきます。台詞や役について、自分の独りよがりの解釈が、ダメ出しを受けるたびに、より良くなった気がます。私のリュウセイ像が皆に支えられて出来たもの、改めて舞台は皆で作り上げるものだと感じました。精一杯演じます。
琉星(大人)
初めは佐藤琉星という人間を理解するのが大変でした。台詞から読み取れる性格がどうしても好きになれず、自分なりに経歴や長所を必至に考えました。何度も心が折れそうになりましたが、今では琉星が好きになり、一体となれた気がします。
キャラもストーリーも見る人によって様々な解釈があると思います。物語に描かれなかった部分や人物の背景を想像して、見終わった後も思い返して楽しんでいただける作品になれば幸いです。
最後に一人、物語を客観的に見る立場にいるアゲハ(揚羽)がいます。関心のあることししか頭にない天然キャラに見えて、物語の結末に大きな役割を果たします。
(写真は大人の揚羽のみ)
アゲハ(子供)
アゲハは少し不思議なキャラで、台詞の解釈にとても苦労しました。精一杯頑張りましたので、どうぞよろしくお願いします。
揚羽(大人)
揚羽は明るいけれど、どこかミステリアスな雰囲気を醸し出す、大人っぽい子なので、日頃子供っぽいと言われている私には難役でした。コロナで短期間の練習ではありましたが、演出スタッフに沢山協力してもらい、徐々に大人っぽさを出せるようになったと思います。ぜひお楽しみ下さい。