2021演劇部春公演 メイキング③
公演で1週間を切りました。新入生向けポスターを貼り出し、「観覧予約の申し込みに来てくれるかな」とドキドキしています。(コロナ禍のため、今回は観客席を絞っていますので、あらかじめ予約をお願いしています。)
さて、本番に向けてキャスト紹介①です。
物語は、ある商店街の奥にある休憩コーナーが舞台です。沢山本が並びお茶も飲める部屋で、自分の部屋のように寛ぐ少女、アサヒとスズメの登場から始まります。同じ部屋で12年後、大人になった旭と鈴芽が再び登場します。過去と現在が交錯して、アサヒ(旭)とスズメ(鈴芽)がどのように変化し、絡み合うのかが見せ所です。
大人と子供を、実年齢1~2歳違い同士で演じるのですが、ちゃんと12歳違いに見えてくるから不思議です。
旭(大人) これまで小学生・高校生・母親と演じてきて、今回は24歳の役です。年代的に真ん中に声や振る舞いを調整するのが大変でした。4回目のキャストでも新しく得るものが沢山ありましたが、もう引退です。スタッフ・チーフとキャストの兼任が大変でしたが、自分の集大成だと思っています。
鈴芽(大人)入部して2度目のキャストです。昨年はコロナで公演できず、悔しい思いをしました。今回上演できて、嬉しく思っています。今回は24歳の社会人ということで、大人らしい仕草や複雑な心情を表現するのが大変でした。演出・スタッフの皆さんにアドバイスしてもらい、自分なりに人物を創りあげることができました。私はこれで引退ですが、二年間この部活で築いてきたものを、今後も発揮できるよう頑張ります。
アサヒ(子供) 高1になりましたが、前回にひきつづき小学生の役です。役と実年齢差が大きくなり、しかも、前のようなハイテンションの分かりやすい子供役ではないので、難しかったですが、頑張ります。
スズメ(子供)今回が初舞台です。スズメと私の性格がかなり違うため、初めは我ながらスズメのことがよく分かりませんでした。でも、今ではしっかりとキャラをつかんで演じられている気がします。楽しんでいただけたら幸いです。