2021 演劇部春公演 メイキング②
2021/4/6
1学期が始まり、春公演本番が近づきました。
昨年、演劇部は通常の公演ができませんでした。新高3は、春公演でやっと最上級生として力を発揮できるようになったと同時に、引退です。
脚本担当の高3からのメッセージです。
「中1で入部した頃は、まさか自分が芝居を書く側になるとは思ってもみませんでした。自分の脳内にあったイメージが、練習を重ねて具現化してきたのを見て『書いてよかった』と心底思えました。この物語は、登場人物を最小限にして舞台を分かりやすくし、登場人物それぞれの感情の起伏を大きくしています。観客の方に、キャストが織りなす心の綾を楽しんでもらえるよう、細かい部分まで伏線を張ってみました。じっくりご覧いただければ幸いです。」
部長兼演出チーフからのメッセージです。
「脚本が決まったのは秋でしたが、その後緊急事態宣言が再び出て、一時は上演できないかと諦めかけました。練習時間は不足していますが、今回、公演できること自体が本当に嬉しいです。キャストもスタッフも頑張ってくれて、私一人ではここまでこぎつけられませんでした。支えてくれた皆に感謝します。
今回の芝居では、キャスト本人の個性と配役がうまく溶け合って、長年部員を見てきた自分ですら『なんだか今まで見てきた芝居と違う』と新鮮な思いを味わっています。客席数を絞らざるを得ない状況ですが、見に来て下さった方皆に楽しんでいただきたいです。」