【高1編集委員】戦争の痕跡から学ぶ平和の大切さ
2024/11/25
私たち高校1年生は、11月13日に「平和学習」をテーマにした校外学習で、鹿島海軍航空隊跡地と筑波海軍航空隊記念館を訪れました。この学習を通じて、第二次世界大戦中に使用された建物や、その背景にある歴史を知ることができました。
まず訪れた筑波海軍航空隊跡地では、特攻隊員たちが出撃前に過ごした建物や、戦争の痕跡が残る場所を見学しました。当時の訓練生たちは私たちと似たような年齢だったと知り、その若者たちがどんな気持ちで飛行機に乗り、命をかけて出撃したのかを想像すると、胸が締め付けられる思いでした。特攻隊という言葉が持つ重みを改めて感じ、戦争の恐ろしさとその悲惨さを深く学びました。
次に訪れた筑波海軍航空隊記念館では、戦争の歴史やその背景についての説明を受けました。特攻隊の実情や、当時使われた航空機、兵器についても学びました。特に印象的だったのは、地下要塞を実際に体験できたことです。狭く湿気の多い空間に入ると、そこで働く兵士たちがどれほど過酷な状況にあったのかを身をもって感じることができました。展示されていた写真や資料を見ながら、戦争がどれほど多くの命を奪い、どれほど悲しみを生んだのかを改めて実感しました。
今回の校外学習を通じて、私たちは平和の大切さを深く考える貴重な機会を得ました。戦争の記録を目の当たりにして、戦争を繰り返さないために、平和を守る重要性を痛感しました。これからは、自分にできることを考え、行動していきたいと思います。
(高校1年D組編集委員 写真は教員が撮影)