【高2編集委員】能楽に触れる
2024/6/24
6月18日(火)、高校二年生は能楽鑑賞教室として国立能楽堂へ行きました。
能楽は能と狂言からなる古典芸能です。今回は狂言の「柿山伏」と能の「安達原」を鑑賞しました。
狂言は対話を中心としたセリフ劇で言葉やしぐさで全てを表現します。実際に狂言を鑑賞して、演者の方の表情や語り口の豊かさに魅力を感じ、とても興味深かったです。また能は舞踊と音楽を中心とする演劇の一つで、謡という声楽と囃子という楽器演奏にのせて物語が進んでいきます。能の特徴の一つとして能面という仮面を演者がつけていることが挙げられます。実際に能を鑑賞して、能ならではの独特な表現方法や所作の美しさと舞踊と囃子の圧倒的な迫力を感じ、とても感動しました。さらに実際にすり足や型を体験し、能に触れることで能の難しさや奥深さを知ることもできました。
最後に今回の能楽鑑賞教室では、普段あまり触れることのない日本の伝統芸能に触れることができ、私達にとってとても貴重な経験になったと思います。
(高校2年A組編集委員 写真は昨年度に撮影したものです。当日は大雨でした)