Shuei通信

三学期の始業式が行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、二学期終業式に引き続いて、全校で集まることは見送り、教室への配信の形をとりました。

さて、まずは新年にあたり、皆さんの健康をお祈りします。また、高校３年生については、進路希望の実現を心よりお祈りします。

ポジティブシンキング、物事を前向きに捉える考え方についてお話しします。
生きている限り、つらいことや大変なことがあります。しかし、だからこそ、楽しいことがこの上なくうれしく感じられるものです。苦しみを楽しみに変えることは、確かに簡単なことではありません。どうしたら楽しくなれるのか、そこで、ポジティブシンキングが必要になります。考え方ひとつで、楽しくなり、やりがいが生まれてくる、そして生きる意味をつかむこともできるようになります。そうすることで、つらいだろう、苦しいだろうと思えることにも、思い切って挑戦することができます。

生徒の皆さんは優れた能力を持っています。しかし、どんなに優秀であっても、ネガティブに捉えてしまうと、何をやってもうまくいかないという錯覚に陥り、意欲も低下してしまいます。ポジティブに・前向きに物事を捉えることで、能力をよりよく伸ばし、また、人生を楽しくすることにつながります。人をうらやむことは不幸なことです。好きなことをしていれば、経済的に豊かでなくても心は豊かに過ごせます。人は本来だれもが、幸せになるために生まれてきたのだと思います。つらいことや苦しいことがあっても、それは自分が成長するために必要なことだと、ポジティブに考えればよいのです。

今年は、物事をポジティブに考えて、楽しいと思える日が一日でも多く送れるように努力してください。